バルサは、デロイトコンサルティングが作成する最多収入サッカークラブランキングで、初めてトップに

バルサは、デロイトコンサルティングが作成する最多収入サッカークラブランキングで、初めてトップに

バルサは、2018/19年、経常利益が8億の壁を超え、「デロイトのフットボールマネーリーグ」ランキングで初めてトップに立った

FC バルセロナは、デロイトスポーツビジネスグループが、グローバルレベルで、最多収益を手にしているサッカークラブについて、作成する「デロイトのフットボールマネーリーグ」のランキングで、初めてトップの座に就いた。バルサは、リストのトップ5となるレアルマドリード、マンチェスターユナイテッド、バイエルン・ミュンヘン、PSGを上回り、8億ユーロの壁を超えて、2018/19のランキングで1位の座についた。

本日、デロイトが掲載した23回目のランキングにより、バルサは、昨年より、1位、順位をあげてトップになった。このリストは、毎年、世界中のサッカークラブの中から、収益面でのベスト20が選ばれ、その威信が認められるというものだ。

デロイトは、FCバルセロナの収益が、 2017/18年の6億9400万ユーロから、2018/19年の8億4080万ユーロ (このランキング作成にあたり、コンサルティング社が用いる方法論による)になったこと、クラブが様々な取引を行い、方向性を転換したこと、とりわけ、商業ライセンスの活用を目的に2018年7月に作られたバルサ・ライセンシング&マーチャンダイジング(BLM)を通してのオフィシャルショップの独自管理に就いて、詳細に記した。デロイトは、そのレポートで、「自らのブランド力を認め、クラブは、第三者の取引を信用するかわりに、独自のマーチャンダイジングと商業ライセンスのコントロールを手にした。それが、クラブに自身の製品の売り上げとプロモーションにおいて、さらなるコントロールを与える結果となった」と説明している。

更に、以下のように付け加えている。「バルサは、テレビ放映権から派生する収入の依存を減らし、直接、コントロールできる収入に焦点を当て、進化する市場に適応したクラブの明確な例だ。クラブの商業取引が、ランキングの12位(ボルシア・ドルトムンド)の全収益を超える、3億8350万ユーロを生み出したのだ」

「近い将来、商業活動の収入は、3千万ユーロの増収が見込まれており、 2019/20年には、全部で8億8000万ユーロの収入が見込まれているため、バルサは、来年、再び、ランキングのトップに返り咲くだろう。クラブは、クラブは、今後数年以内にマネーリーグのランキングで10億の壁を超える最初のクラブになる見込みを達成できる道を見つけている」とデロイトは、結論づけている。

 ‘デロイトのフットボールマネーリーグ’のランキング方法論  

コンサルティング会社は、クラブ収益の数字は、レポートを作成するために、様々なスポーツ企業によって提出された年次会計から、捻出されたものだが、コンサルティング会社は、移転による所得や特別所得などは、含まれていないことを強調しなければならないとしている。それにより、デロイトが公表した数値(収益8億4080万ユーロ)と、バルサが2018/19年シーズンの経済的バランスシートに含めている数値の990百万ユーロの不一致が説明される。

Força Barça
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