8 A. Iniesta

Andrés Iniesta

ミッドフィルダー

直観力に優れ、ダイナミックでスピードがあり、頭脳的なプレーを行ない、中盤のどのポジションでもこなせるマルチプレーヤーであり、バルセロナのサイド攻撃も担う。

アンドレス・イニエスタは、弱冠12歳で96年9月にFCバルセロナに入団した。アルバセテに所属しており、ブルネテの大会で活躍していたのを バルサが見出した。マシアにいた数年間、その成長は常に非常に速いもので、00-01年の半ばには、フベニルからバルサBへと移り、そこで当時、ジョセップ・マリア・ゴンサルボが率いていたチームの頭脳となって、活躍した。

プロとして、公式戦でデビューするというアンドレスの夢は、2002年の10月に叶った。具体的には、FCバルセロナのトップチームで、チャンピオンズリーグのブルージェとの対戦でプレーし、勝利を収めた。実際、アンドレス・イニエスタは、当時、ルイス・フアンハールが率いていたチームで、これ以上はないという最高のデビューを飾った。

トップチームの選手として、イニエスタはスタメンの座を努力とその実力で勝ち取ることができた。それほど、派手に騒ぎ立てることもなく、2004-05年のリーグ優勝達成に必要な基盤の選手と化していた。その証拠に、イニエスタは、ライハールトにとってももっとも数多く使われた選手であり、リーグ戦38試合中35試合に参戦した。

だが、イニエスタがトップチームの選手としてあがめられるようになったのは、2005-06年のシーズンのことだ。負傷によるチャビイの長期離脱中に、中盤の選手として活躍し、バルサをリーグ優勝、チャンピオンズリーグ優勝に導いた。フエンテアビージャ出身の彼は、この年、リーグ戦33試合、チャンピオンズリーグ11試合をこなした。

イニエスタの成長は、2006-07年も止まることはなかった。フランク・ライハールトの信頼を勝ち取り、このシーズンも最多用され、38試合中37試合に参戦したほか、6ゴールをマークした。2007-08年は、背番号8番を背負った。膝の不具合を抱えて、シーズン最後の数試合には出場しなかったものの、相変わらず、高頻度で試合に出場し続けた。

2008/09年は、それまでにブレイクしていない、と仮定した上でだが、イニエスタが大ブレイクした年だったといえる。彼は、インサイドハーフ或いは、左ウイングとしてプレーしたが、その華麗なドリブルで世界中から称賛を浴びた。以前に比べ、ずっとダイナミックに動き、バルサのエンジンとして機能した。また、スタンフォードブリッジでのイニエスタのスーパーゴールが、ローマへの決勝に導いた。

2009-10年のシーズン、イニエスタはチームの指針となっていたが、負傷が原因で、そのパフォーマンスは落ちた。リーグ戦では29試合、チャンピオンズリーグで9試合、国王杯で3試合出場した。パフォーマンスが落ちたとはいえ、スペイン代表でも活躍し、バロンドールの争いでチームメイトのリオネル・メッシの後についで、2位を得た。2010-11年、イニエスタはその最高のレベルを取戻し、負傷に別れを告げ、再び、チームが新たなリーグ優勝、チャンピオンズリーグ優勝を達成するのに尽力した。この年、50試合に出場し、バルセロナの選手の中で、二番目に多用された記録を作った。

2012年4月14日、レバンテーバルサ戦で途中出場し、バルセロナのトップチームのユニフォームを着て400公式試合出場を達成し、バルセロナ史上、この記録を達成した10番目の選手となった。その1週間後、4月21日にイニエスタは、レアルマドリードとの対戦で、リーグ史上かつてなかった最高の記録、リーグ戦での55試合連続無敗記録を破られた。 アンドレス・イニエスタは、2010年9月、バルサがリーグ戦の第二節、エルクレスを前に負けた時を最後にずっと黒星を喫していなかった。

2011-12年は、全体で46試合に出場し、シーズンを通して8ゴールをマークした。アンドレス・イニエスタは、ピッチ上で素晴らしい活躍を見せて、スペインスーパーカップ、欧州スーパーカップ、クラブワールドカップ、国王杯など、数々のタイトル制覇に貢献した。また、このシーズンは、ヨーロッパでも3ゴールをマークし、かつてない得点力も見せつけた。

2012/13年もイニエスタの成長は全部で48試合に出場し、合計6得点を決めた。勝ち点100でリーグ優勝した年のバルサの立ち役者であり、世界のベストプレーヤーの一人としてのポジションを確立した。

その翌年、 2013/14年、マンチェゴ出身の選手は、 FCバルセロナでのキャリアを広げ、アトレティコ・デ・マドリードの前に、出場試合数を500試合に伸ばしたほか、カンプノウで行なわれたレアルソシエダ戦で、国王杯における50試合目に達した。得点は6ゴールだった。また、この年、ホームでレアルマドリードを相手にバルサでの50ゴール目の記念ゴールを決めた。この得点が、先制点となり、バルサは、試合を4-3で制した。

2014/2015年は、アンドレス・イニエスタにとって、もっと特別なシーズンとなった。フエンテアルビージャ十進の選手は、バルサのユニフォームを着て出場した試合数で、ビクトル・バルデスの記録を越え、ユベントスとのチャンピオンズリーグでの決勝で、試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのだ。また、ミゲリの出場記録549試合に並び、シャビ(767)とプジョル(593)に継ぐ歴史的な記録に達したのだった。

また、アンドレス・イニエスタは、スペイン代表でも、2006年、2010年、2014年のワールドカップ、2008年、2012年のユーロにも参戦し、中心選手となり、優勝を果たしている。2012年には大会のベストプレーヤーにも選ばれた。

2010年6月11日には、イニエスタにとって決して忘れることができない日になった。ワールドカップのオランダとの対戦で、イニエスタはロスタイムに決めたゴールでスペイン代表をワールドカップ優勝に導いたのだった。2013年の夏、コンフェデレーションズ杯に参戦し、そこで準優勝し、イニエスタは、大会のシルバーボールに選ばれた。

アンドレス・イニエスタは、公式戦でバルサのユニフォームを着て、2002年10月29日に公式デビューを果たした。ブルッハス相手のチャンピオンズリーグの試合であり、ゲームはバルサの勝利(0-1)に終わった。

テクニカルプロフィール

直観力に優れ、ダイナミックでスピードがあり、頭脳的なプレーを行う。これらの全てがアンドレス・イニエスタを形成する属性である。バルセロナのミッドフィルダーは、バルサBで4番のポジションでプレーを始めたが、クラブのユースカテゴリーでは、中盤でももっと前の位置でプレーしており、トップチームでもその位置での経験を積んだ。現在は、中盤のどのポジションでもこなせるマルチプレーヤーであり、バルセロナのサイド攻撃も担う。


タイトル

  • 3 ヨーロッパスーパーカップ

    • 2009/10
    • 2011/12
    • 2015/16
  • 4 チャンピオンズリーグ

    • 2005/06
    • 2008/09
    • 2010/11
    • 2014/15
  • 7 スペインスーパーカップ

    • 2005/06
    • 2006/07
    • 2009/10
    • 2010/11
    • 2011/12
    • 2013/14
    • 2016/17
  • 3 クラブワールドカップ

    • 2009/10
    • 2011/12
    • 2015/16
  • 5 国王杯

    • 2008/09
    • 2011/12
    • 2014/15
    • 2015/16
    • 2016/17
  • 8 リーガ

    • 2004/05
    • 2005/06
    • 2008/09
    • 2009/10
    • 2010/11
    • 2012/13
    • 2014/15
    • 2015/16