メッシとマスチェラーノ、ワールドカップ出場を賭けて予選最終戦へ

メッシとマスチェラーノ、ワールドカップ出場を賭けて予選最終戦へ

アスルグラナの10番と14番はボンボネーラでのペルー戦で無得点ドローにとどまり、ワールドカップ出場を賭けて次回エクアドルと対戦する

レオ・メッシハビエル・マスチェラーノのアルゼンチン代表はペルー戦で無得点ドローにとどまった(0−0)。ラ・ボンボネーラで行われた試合でサンパオリ監督率いるチームは数多くのチャンスを生かすことができず、勝ち点3を獲得できなかった。

アスルグラナの10番はアルゼンチンで最も精力的に動いた選手だった。事実サンパオリ監督率いるチームの好機はすべて彼の足元から生まれた。いつものようにチームのリーダーだったメッシは守りを固めたペルーを相手に危険なシーンを演出していく。前半それほど好機はなかったが、世界最高の選手がボールを持つと試合が動いた。アルゼンチン人クラックはまずゴール正面からシュートを放つと、ゴールエリアへ絶妙のパスを通すもベネデットのシュートはゴール上へ逸れた。ペルーは好展開でチャンスを迎えたがファルファンのシュートはわずかにゴールの枠を捉えなかった。

メッシのシュートはポスト、相手DFに阻まれる

ハーフタイムのあとアルビセレステは相手ゴールに迫る。ペルーはさらに守りを固め、ほとんど攻撃に出ることがなかった。メッシは引き続きゴールを目指してプレー。メッシはいつも通り電光石火のプレーを展開するがスコアは動かない。最もゴールに近づいた場面はゴールポストに阻まれた。またこの日非常に積極的なプレーを見せたべネデットが得点を狙うも運に恵まれない。またマスチェラーノもロングシュートを放ったがゴールバーの上を逸れた。

アルゼンチンは南米予選最終節を落ち着きをもって迎えるために勝ち点3が必要で、メッシはさらにギアを入れて決勝点を狙った。しかし終盤に迎えた2つのフリーキックでも状況は好転しない。最終局面で踏ん張りを見せなければならなかったのはセルヒオ・ロメロ。ゲレーロが放ったゴールの枠ギリギリのシュートに対し体を投げ出して止めなければならなかった。最終的にラ・ボンボネーラで勝ち点を分け合い、アルゼンチンはプレーオフ圏外となる6位に。もっともパラグアイが終盤でコロンビアを下した(1−2)ことでアルゼンチンは引き続き自力で2018年ロシアワールドカップの出場権の獲得が可能な情勢になっている。

アルゼンチンのW杯出場の可能性

勝ち点25のアルゼンチンは最終節で予選突破の可能性がなくなったエクアドルと対戦。一方25ポイント(5位)のペルーと26ポイント(4位)のコロンビアが対戦。さらに26ポイント(3位)のチリは首位で本大会進出を決めているブラジルと戦う。以上の組み合わせはアルゼンチンにとって勝利を義務づけることになる。そうすることでプレーオフ進出が確定し、他会場の結果によっては本大会出場が決まる可能性もある。

Força Barça
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