チャンピオンズリーグプレビュー: ユベントス vs FC バルセロナ

チャンピオンズリーグプレビュー: ユベントス vs FC バルセロナ

バルサは、グループDでの首位通過を目指し、ユベントススタジアムで対戦する。誰もが苦戦するユベントスのホームで、トップでの進出に必要となるのは勝ち点1のみだ。

リーグ戦での邁進を手に、バルサは舞台をチャンピオンズリーグに切り替え、ほぼ無敗を誇る敵地、ユベントススタジアムでグループ内首位進出に挑む。

とはいえ、今回、バルサがそのために必要な結果を出せなくても、12月5日にスポルティング・リスボンとのホームゲームで撤回できるチャンスは残されている。

チームニュース

バルサは、現在、6人もの負傷者を抱えている。ウスマン・デンベレ、ラフィーニャ、アルダ・トゥラン、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメス、ハビエル・マスチェラーノだ。

この負傷欠場選手を除いた19人のメンバーがイタリアへ遠征することになった。バルベルデが招集したメンバーは、テア・シュテーゲン、シレッセン、アドリア・オルトラ (31)、セメド、ピケ、ラキティッチ、セルヒオ、デニス・スアレス、イニエスタ、スアレス、メッシ、パウリーニョ、デウロフェウ、パコ・アルカセル、ジョルディ・アルバ、ディニュ、アレイシ・ビダル、ユムティティ、フェルメーレンだ。一方、ユベントスは、ピアニッチが復帰し、影響を与えるような負傷欠場選手はいず、フル装備で向かってくる。

監督視点

試合前日記者会見で、バルサの監督、エルネスト・バルベルデは、「最高の状態にあるユベントスを期待している。彼らはホームで非常に強いし、クオリティの高い選手を手にしている。リーグでトップスコアラーだし、明日、勝つ必要がある」 とライバルを分析している。また、この試合について、「私たちが有利だとは私は考えていないし、正直、こういったタフな試合に、はっきりと有利なチームはないと考えている」との考えを述べた他、昨年の試合について、「もちろん、昨年の負け試合は見た。今回だけじゃない、ニューヨークでプレーする前もだ。そして、チャンピオンズリーグでまただ。だから、あの試合のビデオを見るのに、私は飽きて来ているんだよ」と答えた。

一方、ユベントスの監督、マッシミリアノ・アレグリは、バルサの選手が生み出す危険性について語り、「もちろん、我々は例外的なプレーヤーであるメッシに注意しなければならない。もし、10センチのスペースがあれば、彼はボールを奪い、他の選手が考え付かないことをやってのける。止めるのが難しい選手だ」と評した。

背景

3勝1分け1失点 もしも、バルサが進出を決められなければ、それは大きなサプライズとなる。

カンプノウで、3-0で試合を終えた後も、ユベントスは依然として強いポジションにおり、今回、バルサに再び、負けたとしてもオリンピアコスで勝利をあげれば、進出が決まる状態にある。 

とはいえ、現在、セリエAでは、予定通りに運んでいないユベントスは、週末にサンプドリアに黒星を喫し、ナポリ、インテルについで3位に転落した。

両者の歴史

欧州に置けるクラシコの一つだが、伝統的な二強は、2015 年、ベルリンでの決勝で顔を合わせており、試合はバルサが 3-1で勝利を収め、タイトルを制覇した。また、その一方で、昨年のベスト8のファーストレグでは、イタリアのチームがバルサを3-0で負かしている。 

バルサは、未だにユベントスを相手にした時の UEFAにおける大会での初勝利を探し求めている。今まで5回対戦しており、バルサにとっては、ここまで3敗2分けに終わっている。

Força Barça
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