マッチプレビュー:FCバルセロナ—SDエイバル

マッチプレビュー:FCバルセロナ—SDエイバル

・試合: リーガ38節 ・スタジアム: カンプ・ノウ(バルセロナ) ・日時:2017年5月21日— 20時(スペイン時間) ・中継その他:視聴ガイド ・ソーシャルメディア: #FCBEibar

2016/17シーズンのリーガ試合もついに最終節。バルサにとってリーガ優勝の可能性は必ずしも高くないが、最終節までその希望を残しており勝って望みをつなぐべく試合に臨む。ただ日曜日にエイバルに勝利しレアル・マドリードがマラガで敗れれば最後の最後で逆転優勝することも可能。だからこそ勝ってリーガでの有終の美を飾る必要がある。

エイバルとの対戦成績

エイバルとバルサは2014/15季と昨季の2度カンプ・ノウで対戦しており、3−0、3−1といずれもバルサが勝利を飾っている。昨季はボルハ・バストンに先制点を与えたものの、ルイス・スアレスのハットトリックにより逆転勝利を飾った。

また今季19節、エイバルの本拠地で行われた対戦ではデニス・スアレスが先制点、続いてメッシ、スアレス、ネイマールJrとトリデンテがそろい踏みして0−4で勝利している。

加えてバルサはリーガ最近5試合で全勝と好調をキープ。逆にエイバルは早々に1部残留を決めたこともあってかここに来てペースダウン。最近5戦では1勝1分け3敗と負け越している。

バルサチーム情報

バルサがエイバルに勝ち、レアル・マドリードがマラガに敗れればバルサは通算25回のリーガ優勝を飾る。そうすればルイス・エンリケは3連覇を果たしたペップ・グアルディオラ(2008/09, 2009/10, 2010/11)、ヨハン・クライフ(1991/92, 1992/93, 1993/94)の成績に並ぶ。バルサはこれまでリーガでエイバルと5回(アウェー3回、ホーム2回)対戦し総合成績は16−1。バルサはリーガ6連勝中で、これは今季最高の戦いぶりとなっている。チームはここまでリーガ112得点しており、2012/13季ティト・ビラノバ監督が率いていたチームの記録、115得点にあと「3」と迫っている。レオ・メッシはここまで35得点でエディンソン・カバーニと並んでいる。もっともフランスリーグはリーガ・エスパニョーラと同格とみなされていないためゴールデンシューの争いではトップに立っている。メッシは対エイバル4試合で6ゴールを挙げており、この点でもリーガトップとなっている。またルイス・エンリケ監督にとってはバルサ指揮官としてリーガ最後の試合であり、カンプ・ノウでの最後の采配にもなる。ここまでの成績は86勝14分け13敗、勝率は76,1%で、ティト・ビラノバ(89%)、ペップ・グアルディオラ(76,3%)に次ぐ高確率となっている。

エイバルチーム情報

1940年に創設されたエイバルは2014/15シーズンのトップリーグ昇格から今回が3シーズン目を過ごしている。2年前には勝ち点35で18位、昨年は43ポイントで14位、そして今季は54ポイントで8位と年ごとに順位を上げている。これまでにアスレティック・クラブ、バジャドリード、オサスナ、レバンテを率いて来たホセ・ルイス・メンディリバル監督は対バルサ全14戦で1勝1分け12敗。カンプ・ノウでポイントを勝ち取った経験がない。

招集リスト

この試合に向けて、ジェラルド・ピケは調整を続けていたものの、最終的に完全回復には至らず、招集外となった。また、セルジ・ロベルトは処分欠場、バルサBからは、マルロン・サントス、ボルハ・ロペスが招集された。

よって、リーガ最終節の選手招集リストは、下記の通り:テア・シュテーゲン、シレッセン、ラキティッチ、セルヒオ、デニス、アルダ、イニエスタ、スアレス、メッシ、ネイマールJr、パコ・アルカセル、ジョルディ・アルバ、ディニュ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメス、ユムティティ、マルロン(33)、ボルハ・ロペス(35)

Força Barça
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