ルイス・スアレスは、単にゴールを決めるのがうまいというだけではない。リーガでは最多得点王ランキングの二位であり、更に今季は、スコアをスタートする先制点を決めるスペシャリストと化している。ウルグアイ人アタッカーは、今季、総ゴール数が. 34得点だが、そのうち、バルサの先制点となったゴールが全体の 17 ゴールなのだ。バルサはそれをきっかけにし、後から、勝利への道を15回、開いた。
スアレスのゴールが先制点となったものの内訳は、リーガ12、スペインスーパー杯 1、国王杯3、チャンピオンズリーグ 1だ。その結果、勝利に導かれたことも多く、そのうちの二回は、カンプノウで行われたクラシコ、そしてアトレティコ・デ・マドリードとの準決勝第二戦だった。スアレスのゴールは、ドローの結果を招いたが、そのおかげで、進出が決まったのだった。
スアレスが先制点を決めたにも関わらず、試合で負けたのは、たった一回だけだ。その試合は、リアソールでのデポルティーボ戦だった。27節のリーグ戦は、2-1とデポルティーボの勝利に終わった。また、スアレスはカンプノウでのPSGを前にした大逆転（6-1）やアラベスとのゴールフェスティバル（0-6）にも大きく貢献している。
