fcb.portal.reset.password

試合終了の笛を聞いたセルヒオとイニエスタ / MIGUEL RUIZ - FCB

カンプノウで先制点を決めたメッシ / MIGUEL RUIZ - FCB

バルサは今年、最初のタイトルを逃すことになった。リーグ優勝、国王杯、チャンピオンズリーグ、欧州スーパー杯を制覇した後、ルイス・エンリケの率いるチームは、スペインスーパー杯では、同じことを繰り返すことはできなかった。第一レグの惨敗の後、チームは気持ちを切り替えて、決勝の第二レグに臨んだものの、1対1のドローに終わったその結果が、アスレティック・クラブにタイトルをもたらした。バルサは試合中、徐々に精彩を欠いていった。ハーフタイム前にメッシがゴールを決めたが、アドゥリスが終盤に同点弾を決め、ビルバオにタイトルをもたらした。

早い時間に得点を決める必要性とそれを決めようとする姿勢がカンプノウでのスタートには見られた。バルサはダイレクトにゴールを目指し、ディフェンスラインをあげて、果敢に攻めた。バルサの優れたディフェンスのボール出しに対し、アスレティックのプレスは、対照的であり、チャンスはすぐに訪れた。最初の明確なチャンスは前半に、最初はペドロが、次にピケが、コーナーキックからゴールを決める寸前だったが、シュートはポストに弾かれた。

ハートでトライも

バルサの内容の良いプレーとインテンシティが、カンプノウを埋めた 88.834 のサポーターに火を点けた。バルサは頼もしくゴルカ・イライソスの守るゴールに危険が迫った。第一レグの結果にもかかわらず、アスレティックはディフェンス面でも勇敢に戦ったため、バルサのアタッカーは何度となく、オフサイドトラップに陥った。それがプレーリズムを狂わせ、前半の半分は、プレーが止められながら進んだ。 とはいえ、バルサがリアクションを起こすまで、時間はかからなかった。アウベスがサイドから何度となく攻め上がり、それがバルサの最大の武器となっていた。

37分に、アスレティックの最高のチャンスが訪れた。エラッソがマテューのパスミスを生かしてゴールチャンスを得たが、ブラボがそれをクリアした。ビルバオの鉄壁なディフェンスは、崩れなかった。 だが、ハーフタイムを迎える寸前に、再び、バルサにチャンスが訪れた。マスチェラーノが生み出したプレーをエリアの心臓部となったラキティッチが引き継ぎ、スアレスが胸で受けると、メッシにそのパスを与え、メッシがイライソスのゴールを破った。1-0が9万人近くのサポーターを席から飛び起こさせた。

夢破れ

時間が経つにつれ、後半は一歩、退いたバスク勢に有利になっていった。バルサはトライし、ラインをあげた。それをアスレティックが生かし、二回もビッグチャンスを手にした。だが、ブラボが問題なく処理した。逆転は試合前から難しい状況だったが、55分に1-0だったのに加え、バルサの‘3番’が退場になった日には、更に難しくなった。主審、ベラスコ・カルバリョは、バルサの3番がオフサイドについて文句を言ったことに対し、バルサの選手を10人にする決定を下したのだ。

舞台は難しい状況になった。やる気は同じようにあった。バルサはトライすることをあきらめなかった。しかし、ピッチに一人、足りない状態で、バスク勢は強くプレスをかけてきた。ラキティッチが攻め込み、スアレスがセンタリングシュートを放ち、ゴールを探し求めた。70分を迎え、時間が過ぎていった。バルサは、夢見た逆転劇を急いで行なうべく方法を見つけられずにいた。74分の時点で、逆転への希望は、第一レグの結果から及ばずにあった。アドゥリス−第一戦のハットトリックの主役—は、正面からのこぼれ球を拾い、最初はブラボがクリアしたものの、二度目でそのゴールを破り、スコアをドローにした。1-1で試合は、最初の情熱を失うことになった。

キケ・ソラの退場—ピッチに入ったばかりだったーは、マスチェラーノへの暴力行為によるものだったが、数的に同等になったとはいえ、バルサの望む使命の達成までは遠く、残された時間はなかった。その結果、バルサは今年、最初のタイトルをアスレティック・クラブに譲ることになった。たった6日間で、バルサとビルバオは再び、顔を会わせることになる。今度は、リーグ戦の第一節、舞台は再び、サン・マメスとなる。

 

上に戻る