SSCナポリ―FCバルセロナ:プレシーズン最初の敗戦(1−0)

SSCナポリ―FCバルセロナ:プレシーズン最初の敗戦(1−0)

ルイス・エンリケのバルサは試合終盤にジェマイリに得点を許し、ジュネーブでのナポリ戦で初黒星を記録した。

ルイス・エンリケのチームにとって最少点差で敗れたとはいえ、今夜ジュネーブであったナポリ戦は良いテストになった。今シーズンのチャンピオンズで実現してもおかしくない好カードで、両チームが良いサッカーを披露した。クラウディオ・ブラボーがアスルグラナ3試合目となる親善試合でチームデビュー。試合終盤に得点を許したが、今年のバルサの歯車が少しずつかみ合って行くとの感触を確かめた。

 

カジェホン、アルビオルといったリーガ・エスパニョーラで知られている選手を抱えるラファ・ベニテスのナポリは期待を裏切ることがなかった。最初の見どころは12分、クラウディオ・ブラボーがハムシークのシュートを横っ飛びで防いだ。アスルグラナ最初のチャンスはアンドレス・イニエスタが手にする。が、シュートはラファエウ・カブラルにとって厄介なものにはならなかった。続く2つ目のチャンスはラキティッチの鮮やかなパスから生まれた。しかしムニールのシュートは相手ゴールキーパーに防がれた。

 

ピッチで上々のサッカーが展開している間、満員にはならなかったスタンドだが素敵な戦いが見られた。バルサのファンが一方のゴール裏に、ナポリファンがもう一方に陣取って90分間休むことなくそれぞれのチームを応援した。なぜならジュネーブでは毎日のようにバルサの試合をこれだけ近くで見ることはできないのだから。

 

ルイス・エンリケのチームは交替なしで後半をスタートした。ペドロは攻撃時により積極的に動き回った。彼の足を起点にハーフタイム後の最も危険なプレーの数々が生まれた。ラフィータも得点チャンスを迎えたが幸運に恵まれなかった。試合終了まであと30分のところでアストゥーリアス出身の監督が6選手を交替させ、ピケ、セルヒオ、ムニール、イニエスタ、ジョルディ・アルバ、ラキティッチに替わってエドガー・イエ、サムペル、サンドロ、セルジ・ロベルト、グリマルド、ハリロビッチがピッチに入った。

 

アスルグラナスは試合を支配したがラファエウ・カブラルが守るゴールを破れなかった。75分にはバルトラ、ラフィーニャ、ペドロと交替でバグナック、アダマ、デウロフェウが途中出場。リウダレーナス(ジローナ)出身の選手が終盤で最も危険な選手になった。しかし80分、ジェマイリが放ったシュートに対しクラウディオ・ブラボーが十分にブロックできず、1−0とスコアが動いた。バルサは最後の瞬間まで引き分けを目指したが、最後には敗れた。次の試合は土曜にヘルシンキで行われる。

Força Barça
Força Barça

関連 関連コンテンツ

記事を閉じる

関連 関連コンテンツ