R.マドリード - FC バルセロナ: ベルナベウでの新たなるエクスタシー (3-4)

R.マドリード - FC バルセロナ: ベルナベウでの新たなるエクスタシー (3-4)

バルサはメッシのハットトリックで記念すべきクラシコを手にして、リーグ争いに食い込んだ。 サッカー的にも、あらゆる内容の詰まった狂気乱舞の夜となった。

2014年3月23日にサンティアゴ・デ・ベルナベウで行われた試合は、後世に残るものだろう。 バルサは再び、2009年、2010年、2012年と同様に、宿敵のホームで勝ち点3点を奪ったのだった。リーグ争いのかかった試合であり、ディ・マリアとベンゼマの栄光の夜になってもおかしくなかった。だが、最終的にその王冠は再び、イニエスタとそして、メッシの頭上に輝いた。メッシのハットトリックは、歴史の一ページとなった。

電光石火的なスタートが既にどういった試合になるかを予想させた。マドリードは、強くアグレッシブなプレスをかけてきたが、先制点を決めたのは、素晴らしい左足を見せつけたイニエスタであり、メッシのアシストからゴールを決めたバルサだった。ベンゼマが最初のゴールチャンスを失い(12分)、メッシ(15分)、ネイマール(18分)がそれに続いた。バルサは、快適にプレーを始めた。

マドリードは、バルサのディフェンスを左サイドから消し去る方程式を見出し、その中心には、ディ・マリアとベンゼマがいた。この二人のアタッカーコンビが、3分間で試合をひっくり返し(20分、25分)、3点目もマークする寸前だったが、ピケが防いだ。

ハーフタイムになる寸前に、メッシはネイマールと共に、ディエゴ・ロペスのゴールを打ち破った。続けて、ベンゼマがこの日、5回目のゴールチャンスを手にしたが、メッシの同点弾で、試合は折り返された。

PK3回

後半、マドリードは、縦横にスピーディに動くも、バルサのポゼッションが再び、のしかかった。まず、バルデスがベンゼマのゴールを防ぎ、その後、ロナウドが実際は存在していなかったPK―アウベスがエリア外でロナウドにファウルを犯したのがPKと判定されたーを決めた(54分)。 3-2はホームを活気づけたが、ネイマールがディエゴ・ロペスを攻め、最後のディフェンダーにも関わらず、そのネイマールを倒したセルヒオ・ラモスが61分に退場になった。クラシコ史上、最多ゴールを決めているメッシは、そのチャンスをミスするはずもなかった。アンチェロッティはリアクションを起こし、素晴らしい活躍を見せていたベンゼマを外し、バランを投入した。一方のマルティノは、ネイマールの代わりにペドロを入れた。

そこから、バルサは敵地を攻め続けた。自信を失うことなく、忍耐をもって攻めた。マドリードはカウンターを狙い、アウベスが勝利弾を決める寸前だったが、そのシュートはポストに弾けた(73分)。心臓発作ものの試合だった。バルサは最終的にイニエスタに犯されたファウルから、再び、PKを手にした(84分)。メッシが再び、ゴールに向かって突き刺した。またもや、ベルナベウはその足元にひれ伏すことになった。バルサの足元にひれ伏した。リーグ争いは、まだ続くことになった。

 

Força Barça
Força Barça

関連 関連コンテンツ

記事を閉じる

関連 関連コンテンツ