バジャドリードでの先制点 FOTO: MIGUEL RUIZ-FCB.

手にできる51点中49点、17節中16勝、1分の成績で今季を終えたバルセロナは、1-3でバジャドリードを下し(アウェーでの遠征は8回目)、冬のチャンピオンの座を手に入れた。ビラノバはいなかったが、ティトの選手達は、今年最後の試合を有終の美で飾った。チャビイ、限度を知らないメッシ、そしてテジョが年内最後のゴールを決めた。ホセ・ソリージャスタジアムは、首位の「経験値」を思い知らされることになった。

要求度の高い戦い
当初からある程度、予想されたように、バジャドリード対バルサは、それぞれが己れのサッカーに自信を持っているチーム同士の戦いであり、サッカーを愛する人たちにとっては、面白い試合展開になった。バルサの選手は、通常以上の集中力を持ってこの試合に臨み、バジャドリードの陣地をおびやかした。ボールの支配率も高かったが、アルベスのミスから、前半にバジャドリードにチャンスを与えた(前半5分)こともあった。とはいえ、時にその正確性に欠ける時は、高い位置でプレスをかけ、裏をかきたいバジャドリードをプレーしにくい状態に追い込んだ。

バルサの追い込み
前半、バジャドリードは一度ならず、攻撃チャンスを得た。バジャドリードの攻撃の中心だったマウチョは、ジョルディ・アルバを時に消し去り、ゴールチャンスを得たものの、その幸運は、長くは続かなかった。バルサは再び、厳しく追い込み、ダニ・エルナンデスのゴールを苦しめた。35分にレオ・メッシが蹴ったファウルはバーに当たったが、バジャドリードもスピーディに対処した。

ハーフタイム寸前のチャビイのゴール
0-1のまま、前半42分になった。バルサは状況をコントロールしていたが、そこでメッシがボールを持ち、リズムを変えて、アルバに向かってスペースを開いた。ジョルディ・アルバは、アシストを送り、そのパスを受けたチャビイがゴールをマークした。

後半も、バルサが精彩を放った。ダニ・アルベスがGKに向かって、個人プレーでドリブル突破し、そのセンタリングをペドロがシュートしたが、ポストに終わった。バルサは攻撃を繰り返し、バジャドリードは必至にボールをキープしようとしたが、ブスケッツがものの見事に全てのボールを奪い返す手腕を披露した

91ゴールのメッシと
バジャドリードの選手が、わずかに下がったその時に、バルサの選手はスペースを見出した。それは、地球上、最も優れたFWであるレオ・メッシに、税にあふれる個人プレーをゆるし、ディフェンダーの両足の間を抜いて、クロスシュートを放ち(後半13分)、2012年、91ゴール目を決める結果に終わった

バルサは、正確性を期したサッカーを展開し、地元サポーターは最後にはバルサのサッカーに感服し、その名前をスタンドで歌ったほどだった。ドゥキッチの率いる選手達は、リーガ首位の落ち着いたそのプレーにあきらめた様子だったが、試合終了の1分前に、ゲラのゴールで1点を返すことができた。だが、その不安はすぐに一掃された。途中から出場したばかりのテジョが、持ち味であるスピードを生かして、一瞬、不安定に陥ったバジャドリードのディフェンスの隙をついて、追加点をマークしたのだった。こうして、バルサは意味のある勝利を手にしたのだった。なんといっても、ティトのために。