FCB財団とユニセフ、障がい児のために一致協力

FCB財団とユニセフ、障がい児のために一致協力

ジョセップ・マリア・バルトメウ会長、アンソニー・レイクエグゼクティブディレクター、ロナウディーニョが、国連本部にて、「それぞれの子どもにプレーする権利がある」のモットーのもと、イベントを行なった。

FCバルセロナ財団とユニセフは、 国連本部にて、​​ジョセップ・マリア・バルトメウ会長、アンソニー・レイクエグゼクティブディレクター、ロナウディーニョが、国連本部にて、「それぞれの子どもにプレーする権利がある」のモットーのもと、イベントを行なった。今からちょうど10年前の2006年9月7日に、この同じ場所で、両者は提携を結んだのだった。その提携契約更新が、今年、2月にカンプノウで行なわれた。

社会参加ツールとしてのスポーツ

それぞれの子どもにプレーする権利がある」とのスローガンのもと、この業界の重鎮や著名人が会合を持ち、障がいのある子ども達の社会参加ツールとしてのスポーツの重要性について、話し合いが行なわれた。

このイベントは、国連4階のデリゲート・ダイニングルームで行なわれ、FCバルセロナのジョセップ・マリア・バルトメウ会長を筆頭に、ソーシャルエリア副会長及び財団法人のジョルディ・カルドネル、スポーツ副会長、ジョルディ・メストレ、元バルサの選手ロナウディーニョなどが参加した。国連側は、エグゼクティブディレクターのアンソニー・レイクがバルサのネクタイをしめて姿をみせ、また、スペインユニセフのメンバーも参加して行なわれた。

バルトメウ会長は、FCバルセロナ財団の役割とクラブの社会的責任について、説明し、現在、世界中に社会から見放されている6億5200万人もの子ども達がいることを思い起こし、その数を減らすことが財団法人が目指していることだとの姿勢を明らかにした。

議論にあがったプロジェクトの一つは、‘Open doors to inclusion’(社会参加への扉を開けよう)であり、これは、ブラジルのロドリゴ・メンデス・インスティテュートとユニセフが、FCバルセロナ財団のファイナンシャルサポートを受けて、教師が障がいのある子ども達に力を与えるよう、援助するというものであり、教育関係者250人が参加し、22500人もの子ども達が恩恵を受けることになった。

子ども達のための提携から10年

FC バルセロナ財団とユニセフは、2016年に提携して10年目を迎え、この間、世界中の百万人の子ども達に手を差し伸べて来た。今年の2月にこの提携を2020年まで継続することで合意し、FCバルセロナの財団法人からユニセフに年間支払金額を150万ユーロから、200万ユーロに増やすことになった。

2006年から 2010年にかけては、スワジランド、マラウイ、アンゴラでHIVの予防や教育、撲滅を中心に動き、2011年から現在は、南アフリカ、ガーナ、ブラジル、中国を中心にスポーツを通して教育することに焦点をあてている。

ユニセフは、子どものための国連機関であり、FCバルセロナはこの機関に最大の敬意を払っており、また、この提携によって、バルサを世界中の子ども達のクラブとして位置づけるものである。

ジョセップ・マリア・バルトメウ会長

「今日は財団法人とバルサにとって、とても大事な日だ。なぜなら、私達にとって、国連は平和と調和の象徴だからだ」

「今から10年前、ユニセフと私達は最初の合意にサインした。私達は、それを行ない、また、今年2月に契約を更新したことをとても、誇りに思っている。その目的は弱い立場にある子ども達にサッカーを通して助け続けていくことにある」

アンソニー・レイク、コメント

「私はシリアの非常にデリケートな状態でバルサのユニフォームを着て、コレラから回復している子ども達を見た。私はバルサが繋いでいることを学んだ。違いがあっても、人々とスポーツは、基本的に繋げられる」

「今日、両者の結合が10年目を迎え、契約更新を最近行なえたことを私はとても幸せに思う」

「ユニセフのロゴがバルサのユニフォームの背中にあるのをとても誇りに追う。なぜなら、ゴールを祝う時に、ユニセフも共に祝っているからだ」

「今日、エンパイアステートビルがバルサカラーになるのを見れることだろうか、毎日、そうなるべきだ」

ロナウディーニョ、コメント

「ここにいることができて、とても誇りに思っている。僕は、バルサ財団とユニセフが必要な全てを助ける準備ができている」

Força Barça
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