
メッシは年齢別のチームにおいて、それぞれの段階で驚くほどの成長を遂げた。レベルの異なるユースチームの階段を駆け上がり、バルサC、バルサB、そしてトップチームへと、記録的なスピードで上り詰めていった。
2003-04シーズン、そのときも彼はまだ16歳だったが、メッシはポルト(ポルトガル)との新スタジアムお披露目の親善試合に出場し、トップチームデビューを果たした。バルサがリーグ優勝を果たした次のシーズン、メッシは公式戦に初出場した。2004年10月16日、エスパニョールのホームで行われたバルセロナダービーだった(1-0でバルサ勝利)。
トップチームの選手たち数人が怪我で欠場を余儀なくされたため、下部チームの選手たちにしばしば出場機会が与えられた。そしてメッシは、このときトップチームのレギュラーメンバーに数えられるようになったのだ。2005年5月1日、彼はバルサ史上最年少で、リーガ戦の得点を上げたのだった。この対アルバセテ戦が行われた日、メッシはまだたったの17歳10ヶ月と7日だった。
オランダで開催されたU-20 ワールドカップで、アルゼンチン代表として出場したメッシはただ優勝しただけでなく、得点王に輝き、最優秀選手にも選ばれた。18歳にして、彼は世界サッカー界でもっとも熱い選手のひとりとなったのである。その後まもなく、彼はハンガリーとの親善試合で、A代表としての初試合を経験するのである。
2005-06シーズンになると、ユベントスを相手に行われたガンペール杯で、メッシの驚くべきプレーはますます注目の的となった。サンチャゴ・ベルナベウ(レアル・マドリードの本拠地)での、バルサが奇跡の勝利(3-0)を収めたときも、チャンピオンズリーグのアウェー戦、対チェルシーのスタンフォード・ブリッジの試合でも、メッシは皆が目を見張るような活躍を見せたのだった。しかし、怪我のためそのシーズンの後半には、彼は試合にはほとんど出場していない。それでもリーガ戦17試合、チャンピオンズリーグ戦6試合、国王杯2試合に出場し、8得点している。
その次のシーズン、メッシはさらに力を付け、国王杯の対へタフェ戦で決めたゴールなどで、世界中を震撼させた。チームが無冠に終わった2006-07シーズンでさえ、FIFA最優秀選手賞の2番目になったほか、ワールドカップMVP(ゴールデンボール賞)の3番目に選ばれた。2007-08シーズンも成長を続けたメッシは、総出場試合数40試合の中で、16得点10アシストをマークしている。
メッシはまた、アルゼンチン代表としてもコンスタントにプレーしており、2006年のワールドカップ、2007年のコパ・アメリカに出場。後者では、アルゼンチン代表は決勝に進んでブラジルに敗れるまで、無敗を守り通した。
特性メッシは普通ではない選手だ。非常にクリエイティブで、相手DFのマークを簡単に外してしまえるほどのスキルを持つ。MFとしてもWGとしても、そしてCFとしても対応できる、マルチなレフティーだ。
身長が低いが、スピードに優れ、身体的にも強靭なので、自分より大きなDFにも十分対応できる。とてもパワフルな選手で、コーナーやFK、PKなどから生まれるこぼれ球の処理にも秀でている。
レオ・メッシは冷静沈着で、さまざまな責任を負わされても、それを全うできる力を持つ。将来、輝かしいキャリアをものにすることが約束されたプレーヤーだ。
獲得タイトル・受賞歴
【FCバルセロナ】
2006-07 スペインスーパーカップ
2005-06 チャンピオンズリーグ
2005-06 リーグ
2005-06 スペインスーパーカップ
2004-05 リーグ
【アルゼンチン代表】
2008 北京オリンピック金メダル
2005 FIFA U-20ワールドカップ